あなたはアフィリエイトの副業に興味を持ったことはありますか?
アフィリエイトは、パソコンとネット環境さえあれば手軽に始めることができますがその一方で
「何から手を付けて良いかわからない」
「どういう手順で取り組めば良いのかわからない」
という人も多いですよね。
何事でもそうですが、未経験だとたしかにそういう壁に直面し、なかなか動けないこともわかります。
そこで今回はアフィリエイトはどのように稼ぐのか、どういう手順で始めるのかを詳しく解説していきます。
この記事を読んで頂ければ、あなたも「アフィリエイトにチャレンジしよう」と思えるかもしれないので、よかったら最後まで読んでみてください。
目次
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとはインターネット上の広告の1種で「成果報酬型広告」とも呼ばれています。
成果報酬型広告とは、商品の紹介や販売の成果に対して報酬を受け取れる広告のことです。
このことからも、アフィリエイトは商品やサービスを紹介することで報酬を得られるビジネスになっています。
また、アフィリエイトする人をアフィリエイター、広告を依頼する人を広告主、広告主とアフィリエイターを仲介する人をASPと言い、アフィリエイトビジネスはこの三者間で成立しています。
アフィリエイトで稼げる仕組み
では実際にアフィリエイトは、どのような仕組みで稼げるのか?
仕組み
まず先ほど伝えました通り、アフィリエイトは「アフィリエイター、広告主、ASP」の三者間で成り立っていましたね。
その上で、広告主はASPを通して広告の掲載を依頼し、ASPはその広告をアフィリエイターが提携できるように仲介しています。
また、アフィリエイターはASPを通じて広告を提携し、専用のリンクである「アフィリエイトリンク」を発行することが可能です。
そして、アフィリエイターはその専用リンクを自分のメディアに掲載し、そのリンクや広告ページを経由して商品が購入されることで、報酬が発生する仕組みになっています。
まとめると、アフィリエイトは自分のメディアを通じて商品を紹介することで、報酬を得ることができるということですね。
どれくらい稼げるのか?
一般的に稼げないと言われやすいアフィリエイトですが、実際はどれくらい稼げているのか?

引用元:https://affiliate-marketing.jp/release/202207.pdf
こちらは月のアフィリエイト収入における事例の1つですが、収入はないと答えている人は全体の約3割になります。
つまり、アフィリエイトで稼げている人は約7割いるということですね。
この数字は他の副業と比べてもかなり高い方でして、がんばれば実りやすい副業の1つだと言えます。
また、アフィリエイト広告全体の市場においても、毎年右肩上がりに伸びているというデータもあります。

引用元:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3249
国内アフィリエイト市場は、実に4000億円に迫る市場規模がありまして、今もなお伸び続けているんですね。
こちらの伸びを見ても、まだまだアフィリエイトが稼げることがわかるでしょう。
アフィリエイト広告の種類は大きく3つに分かれる
先ほどの説明は一般的によく言われるアフィリエイト広告の仕組みですが、アフィリエイト広告は他も含めて大きく3つの種類に分けることもできます。
ASPアフィリエイト
まず1つ目は「ASPアフィリエイト」で、こちらが先ほど例として挙げた「成果報酬型広告」になります。
ASPアフィリエイトは、ASPのサイトに掲載されている商品やサービスを紹介し、その成果に対して報酬を得られるアフィリエイトです。
このASPアフィリエイトは、商品やサービスを購入してもらう敷居はありますが、その分報酬も高く、今1番稼げるアフィリエイトとなっています。
また、ASPにはいろいろなジャンルの広告が扱われているため、自分の紹介したい商品とも巡り合うこともできるでしょう。
一般的に有名なASPは物販系のASPですが、それ以外にも情報系のASPもあり、情報を紹介して稼ぐこともできます。
物販アフィリエイト
続いて2つ目は「物販アフィリエイト」で、こちらも「成果報酬型広告」の1種になります。
ただ、アフィリエイトを専門とするASPとは違い、Amazonや楽天など大手ショッピングモールの商品がメインです。
そのため普段利用されることも多いAmazonや楽天にある商品なら、大体アフィリエイトすることができ、その商品の種類はASPアフィリエイトよりもさらに多いのが特徴になります。
物販アフィリエイトは幅広い商品を紹介できるメリットがありますが、その分紹介料は低く、2%~10%が基本です。
ASPアフィリエイトだと高いものでは50%~90%の商品もありますからね。
クリック報酬型アフィリエイト
最後に3つ目は「クリック報酬型アフィリエイト」で、こちらは広告がクリックされるごとに報酬が発生する仕組みになります。
有名なのはGoogleの「アドセンス広告」で、クリック報酬型のほとんどはこのアドセンス広告で収益化されている場合が多いです。
このクリック報酬型広告のメリットは、クリックされるだけ報酬が発生するところにあり、初心者にも敷居の低い広告と言えます。
ただし、その単価は低く、月に1~2万円くらいの報酬が現実的で、それ以上となるとなかなか難しいです。
そのため大きな報酬を求める場合は、低単価で数多くのクリックを狙うアドセンス広告よりも、高単価で少ない成果でも大きな報酬を狙える成果型広告の方が現実的と言えます。
アフィリエイトを始める前に準備しておくべきもの
これからアフィリエイトを始める前に準備しておくべきものがあります。
まず、アフィリエイトではパソコンとネット環境が必須になりますので、必ず準備することをおすすめします。
また、本業と副業の口座を分けたい、あるいは副業がバレたくない方は、専用の銀行口座を用意しておくと良いでしょう。
そして、各ASPアカウントの登録やブログの開設にはメールアドレスが必要となり、一括で管理しやすくするためにも、専用のメールアドレスを1つ用意しておくと便利です。
アフィリエイトの始め方と収益化までの手順
では実際にアフィリエイトを始める場合は、どのような手順で進めていくのか?
ジャンルを決める
まずはジャンルを決めます。
アフィリエイトではまずジャンルを決めることで、
・どの商品を売っていくのか
・どういった記事を書いていくのか
絞ることができるようになります。
ここが定まっていなければ、その先も決めることができないということですね。
そのため最初にジャンルを決めることが重要になります。
また、ジャンルは恋愛、コスメ、脱毛、薄毛、グルメ、転職、スクールなど様々です。
その中でも
・自分の知識や専門性
・市場規模
・競合
などを比較しながら、最終的にどのジャンルにするのか絞っていきます。
ただし、YMYLという金融系や医療系のジャンルには注意が必要です。
こうした専門性の高い知識が必要なジャンルでは、その道の専門家や企業サイトが上位表示される傾向にあり、個人では太刀打ちが難しいジャンルとなっています。
ブログを開設する
続いて、ブログを開設します。
ブログは「ワードプレス」と呼ばれる、世界的にも有名なブログシステムを使うのがおすすめです。
ひと昔前は無料ブログも使われていましたが、今はASPアフィリエイトを行うほとんどのブログは、このワードプレスを使っています。
ワードプレスの開設には独自ドメインとレンタルサーバーを契約する必要がありますが、その代わりとしてネット上に自分のお店を持てるようなイメージです。
この自分のお店で専用のリンクを使って商品を紹介することで、アフィリエイトで稼ぐことができる仕組みとなっています。
記事を書く
続いて、記事を書きます。
ブログの開設ができればさっそく記事を書いていきますが、最初に決めたジャンルに沿って記事を書いていくのが基本となります。
つまり、婚活なら婚活、薄毛なら薄毛、コスメならコスメのことを書いていくということですね。
記事の種類もいくかありますが、検索キーワードに沿った記事を書いていくのが一般的です。
文字数としては最低でも2000文字~4000文字を書いていくのが好ましいでしょう。
案件(売る商品)を探す
続いて、案件(売る商品)を探します。
ある程度記事が揃ってきましたら方向性も決まってきますので、その時点でアフィリエイトする商品を探していきます。
こちらの売る商品は登録したASPから探す形です。
なお、商品によっては審査にかけられ、記事の中身によって合否の判断をされるため、予め記事を用意してから申請することが大事になります。
ですので、案件を探す前にまずは記事を書いていく方が効率的ですね。
収益化する
最後に、収益化します。
案件を探しましたら、その案件に対するレビュー記事を書いて収益化します。
売る商品のレビュー記事は、その商品の特徴やメリット、あるいは体験談などを交えながら作成し、最後にアフィリエイトリンクや広告を貼り付けるのが基本です。
その後リンクを経由して商品が購入されると、晴れて収益化となります。
ここまでがアフィリエイトを始めて収益化するまでのざっくりした流れですが、まずはジャンルを決め、ブログを開設し、記事を書いてみるというところから始めると良いでしょう。
アフィリエイトで稼ぐための5つのコツ
アフィリエイトで稼ぐことにもコツがあります。
SEO対策を学ぶ
1つ目は、SEO対策を学ぶことです。
SEOとは検索エンジン最適化の略で、主にGoogleで上位表示を狙うためのポイントとも言えます。
記事はユーザー(読者)向けと検索エンジン(Google)向けでそれぞれ意識を分けて書く必要があり、その検索エンジン向けのライティングがSEO対策であり、SEOライティングとも言われています。
具体的には、タイトルや見出しにキーワードを入れるなどがあり、最低限でも良いのでSEO対策をしておくと、ブログが上位表示されやすくなるんですね。
これが結果的に集客に繋がります。
キーワードの選定
2つ目は、キーワードの選定です。
ブログで記事を書く時には必ず「キーワード」の選定が必要になります。
このキーワードとは、ユーザーが検索しそうなキーワードを指していて、そのキーワードを適切に選び、タイトルや見出しに入れていくことが重要です。
集客の基本とも言えるもので、これを適切にやることでアクセスや見込み客の集めやすさも変わってきます。
記事の型を覚える
3つ目は、記事の型を覚えることです。
ブログ記事には型が存在していて、評価される多くのブログは実はこの「型」が使われていたりします。
ブログの記事と聞くと「文章力」と捉えがちですが、実はそれ以上に重要な要素としてはこの「型」の方になるんですよね。
例えば、SDS法やPREP法などの型があり、これらの型を覚えて記事を書くことで、集客や販売にも繋がりやすくなります。
ですので、アフィリエイトで稼ぐなら文章を覚えたり磨いたりするよりも、この型を覚えることの方が近道です。
検索キーワードの意図に沿った記事を書く
4つ目は、検索キーワードの意図に沿った記事を書くことです。
記事を書く時に主に意識することは、先ほどの型とこの検索キーワードの意図になります。
検索キーワードとは、ユーザーが実際に検索するキーワードのことを指していて、そのキーワードに沿った記事を書いていくのが基本ですね。
例えば「薄毛 原因」という検索キーワードを選んだ場合には、薄毛の原因について書かれていなければなりません。
これが検索キーワードに反して、全く違うことを書いていると、検索エンジンから評価されることもな。
そのため検索キーワードを意識して記事を書くことも大事で、検索キーワードに対する答えを用意する意識で記事を書くと良いですね。
稼やすいジャンルを選ぶ
5つ目は、稼ぎやすいジャンルを選ぶことです。
始める手順のところで最初にジャンルを挙げましたが、実はこのジャンルが最も重要になるかもしれません。
なぜなら、稼ぎづらいジャンルを選ぶと、いくらがんばっても成果を上げることは難しいからです。
アフィリエイトで収入を得られていない3割の中にも、こういう人はかなりいると予想します。
そうならないためにも「稼ぎづらいジャンル」は避けて「稼ぎやすいジャンル」から選んでいくことが大事です。
その稼ぎやすいジャンルとはずばり「大手サイト」がいないジャンルになります。
先ほど挙げたYMYLに当たる、金融系や医療系では必ず専門家や企業、医療機関の大手サイトが存在します。
そういったジャンルで個人ブログが戦うことは難しいです。
そのためなるべくそうしたサイトがいないところからジャンルを選ぶことが重要になります。
まとめ
さて、今回はアフィリエイトの仕組みや始め方について書きましたが、いかがでしたでしょうか?
アフィリエイトは稼ぎづらいというイメージする人は多いですが、意外にも約7割の人は収益化できています。
また、やることもシンプルで、そんなに難しいことを考える必要はありません。
「ジャンルを決めて、ブログを開設し、記事を書く」
まずはこの3つを目標に始めることができれば、その先の収益化への道もチャレンジすることができますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
・インターネット環境
・銀行口座
・メールアドレス
・ASPアカウント